ナンパの果てに見えるモノ

ナンパの果てに見えるモノは天国か、はたまた…

いざナンパの世界へ【後編】

前回の続き。

ネットカフェの特質上、満足に寝ることが出来ず朝を迎えた。

早めに梅田駅に到着し、女の子を待つ。
今朝も連絡は繋がってる。ドタキャンはなさそう。

待ち合わせ場所に現れた彼女は昨日と変わらず可愛らしい感じで、再会できたことに喜んでいるようにも見えた。

朝早かったため、お店もほとんど開いてなかったので一旦カフェで時間を潰すことにした。

カフェでお互いのことを話す。
彼女は元々ネイリストで職場の人間関係が嫌になり、今の仕事に就いたらしい。

そのため、手先はとても綺麗で可愛いネイルも施してあった。

「そのネイル可愛いね。よく見せて。」

自然と手を握ることができた。

時間もだいぶ経ち、お店もオープンし始めた頃にカフェを出た。

そこからは自然を手を繋ぎ、お店を見て回る。
ポムポムプリンの被り物?があり、被せて記念撮影したり、普通のデートみたいに楽しめた。

しばらくして、歩き疲れたので

「ドリンク飲み放題のカラオケで喉でも潤そうか」

と提案。

「この近くにあるの知ってるから、そこに行こう♪」

と言うので連れて行ってもらうことに。

カラオケに入店し、すぐには歌わず、またお互いの話をした。

ふと目を見ると、なぜか泣いてる。

何か変なことでもしたのかと一瞬不安がよぎるも、理由を聞くと別れるのが寂しいと。

「そんなに寂しいなら、もっとこっちおいで」
 
そう言いつつ、ハグをして、キス。
抵抗なく受け入れてくれた。

そのまま、手を下に伸ばす。

「ダメ。」

「ここじゃ嫌だ?」

「違うの。昨日の夜、3回して疲れたからまた今度にしよう。」

よくよく話を聞くと、友達の紹介で出会った人に昨夜準即された模様。

初めてのグダに戸惑いつつ、余裕があることを演じた。

「それなら、また今度あった時にしようか!」

「うん♪」

カラオケの終了コールが鳴ったため、延長せずに退店。
その後も散歩しながら、何気ない話をし、帰りの新幹線の改札まで見送りに来てくれた。

笑顔で手を振って見送ってくれた彼女の笑顔が今でも忘れらない。




その1ヶ月後、何かのコンサートで東京に来た彼女。

約束通り、うちに泊まりに来て、そのまま準即。


約束は果たされた。

彼女とは今でも仲良くしており、たまに会っては普通にデートしたりしてる。

ナンパでは人生は変わらない。
ただ、人生を変えるきっかけのひとつにはなるかもしれない。

これからもナンパでいろんな人に出会い、いろんな経験をできればと思う。

面白き事も
無き世を
おもしろく
すみなすものは
心なりけり